【「雄町サミット」優等賞発表!(7・24、東京・九段下)】


 お米のふくよかな味わいと酸が特長の酒米「雄町」で醸された日本酒が、全国から集う「雄町サミット」が24日、東京・九段下のホテルグランドパレスで開催され、過去最多134蔵207点の中から42点(吟醸酒の部28点、純米酒の部14点)の優等賞が選ばれました。
 優等賞の銘柄は次の通りです。


☆出品区分Ⅰ  吟醸酒の部(審査対象137点)
【岡山】熊屋酒造/伊七 雄町純米大吟醸
【岡山】利守酒造/赤磐雄町生
【岡山】室町酒造/櫻室町 極大吟醸 室町時代
【宮城】大沼酒造店/純米大吟醸 乾坤一
【山形】東北銘醸/初孫 巧実 純米大吟醸酒
【山形】麓井酒造㈱/フモトヰきもと 純米吟醸 雄町
【山形】水戸部酒造/山形正宗 純米吟醸 雄町
【山形】後藤酒造店/辯天 備前雄町 純米大吟醸原酒
【福島】山口/純米吟醸 儀兵衛 雄町
【福島】玄葉本店/あぶくま 純米吟醸 雄町
【茨城】愛友酒造/愛友 大吟醸 備前雄町
【茨城】青木酒造/御慶事 純米吟醸 雄町
【茨城】結城酒造/結ゆい 純米大吟醸
【茨城】武勇/武勇 純米吟醸 なごやか
【栃木】外池酒造店/望bo:純米大吟醸 雄町
【栃木】辻善兵衛商店/純米吟醸 雄町 辻善兵衛
【栃木】虎屋本店/七水 55 純米吟醸 雄町
【群馬】龍神酒造/龍神 純米大吟醸 赤磐雄町
【埼玉】松岡醸造/帝松 純米大吟醸 鳳翔
【山梨】笹一酒造㈱ 「旦」山廃純米吟醸 雄町 火入れ
【岐阜】渡辺酒造店/蓬莱 純米大吟醸 赤磐セブン 家宝伝承酒
【愛知】丸石醸造/純米吟醸 二兎 雄町五十五
【奈良】今西酒造/みむろ杉 ろまんシリーズ 純米吟醸 雄町
【和歌山】九重雑賀/雄町 純米大吟醸 雑賀
【和歌山】世界一統/純米大吟醸「南方」雄町 薫る甘口
【和歌山】名手酒造店/純米吟醸 雄町黒牛
【広島】相原酒造/純米吟醸 雄町 雨後の月
【岡山嘉美心酒造/5年熟成 雄町 純米吟醸 長久正宗

☆出品区分Ⅱ 純米酒の部(審査対象70点)
【岡山】利守酒造/赤磐雄町 特別純米
【岡山】宮下酒造/極聖 特別純米 高島雄町
【宮城】川敬商店/橘屋 特別純米酒 雄町
【茨城】結城酒造/結ゆい 特別純米酒
【神奈川】川西屋酒造店/丹澤山 山廃純米酒 凛峰(2015年度醸造)
【長野】大澤酒造/明鏡止水 純米雄町
【長野】湯川酒造店/十六代九郎右衛門 特別純米山廃雄町
【静岡】磯自慢酒造/磯自慢 雄町 特別純米
【静岡】静岡平喜酒造/喜平 静岡蔵 純米酒 限定謹醸 雄町
【静岡】土井酒造場/開運 純米 雄町
【岐阜】渡辺酒造店/W 赤磐雄町 原酒
【奈良】長龍酒造/ふた穂 雄町 特別純米酒 2014年醸造
【和歌山】平和酒造㈱ 紀土-KID-無量山 純米雄町
【福岡】寒北斗酒造/30 VIION 雄町
 ※【府県名】会社名/商品名の順


 また、審査員や受賞者のコメントは次の通り。

【総評 濱田由紀雄審査員長(日本酒造組合中央会理事)】
「雄町は深い味わいが有名。非常に軟質米で給水しやすい酒米だけに、技術が必要になってきます。きれいな中に柔らかなふくらみがあり、上品な味わいがあるものを選びました。造り手のコンセプトによって全然違うお酒になるため、(消費者には)それぞれの蔵の『雄町』の魅力を味わってもらえれば幸いです」

【徳岡昌文審査員(東京農業大准教授)】
 「吟醸酒ははなやかさに、純米酒は味の乗り方に重点を置きました。全体的に味が薄いと感じたのは、溶けやすいという特性と相反しますが、追い水など工夫した結果によるものだと思います」

【織田健審査員(酒類総合研究所主任研究員)】
 「全体的に雄町のふくよかさが出ていました。今年はお米が溶けやすく、フルボディというか、味が出過ぎるのではと思っていましたが、そういうこともありませんでした。酒質も大切ですが、貯蔵に注目。最初にオフフレーバーを感じるものもあったので、出品酒だけでなく、一般の製品にも手間を使ってほしいと思いました」

【三宅剛史審査員(岡山工業技術センター研究員)】
 「雄町らしさでもある、ふくよかさ、柔らかさ、味の乗りに注意しました。オフフレーバ-が出たものは残念でした。それを除けばどんな味になると考えて利きましたが、採点としては悪くなります。吟醸酒にはもっとふくらみがあってもいいと思いました」

【吟醸酒部門で優等賞を受賞した結城酒造(茨城県)の杜氏、浦里美智子さん】
 「私自身、雄町がすごく好きでたくさん使わせて頂いております。今年は全国清酒発表会と、SAKE COMPETITION 2018 でも雄町の純米で賞をとることができました。良いお米と、良い精米で岡山の皆さまには大変お世話になっておりまして、本当にうれしい報告ができて良かったです」

【吟醸部門と純米部門でW受賞した利守酒造(岡山県)の第四代蔵主、利守忠義さん】
 「10年で6度、優等賞を受賞しました。雄町サミットを受賞することが、大きな一つの目標なので、10 年の節目となる今回も吟醸酒の部と純米酒の部でダブル受賞ができてよかったです」

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