*English follows
日本ならではの繊細な感性によって作り上げられる美の深みを、五感で味わう春の夜。
普段は完成された作品として目にするいけばなは、季節や花の色、質感、組み合わせなどを深く考慮して花材を選び、モチーフに向かい、時にその狙いも変化しながら、かたち作られていきます。
日本酒は、米と麹と水を主たる原料として世界でも類い稀な技術によって醸される、この国特有の醸造酒です。この数年、伝統を大切にしながらも新しい感性が芽生え、格段に美味しくなった日本酒は世界でも注目が高まっています。
酒も花も、古来より神仏に捧げられてきました。自分たちのためではなく、超越した存在を深く思い、供するものでありました。
ともに、「季節」と深い関係を持つものでもあります。
豊島彩花は生け花の完成形のみでなく、それが出来上がっていくプロセスに焦点を当てたパフォーマンスを行うパフォーマンスアーティストです。柴田亜希子は、その時々の日本酒と料理を体験してもらうプライベートガイドとして、海外から訪れる日本文化に魅せられた人々に、料理と組み合わせることで現れてくる日本酒の深さを伝えています。
一見全く違うものに見えるふたりの表現が重なり、ひとつの時間芸術となります。
これからまさに花開いていく女性アーティストの細い腕が、花の枝を取り、花鋏を扱い、いけばなを作り上げていくーそんな創造的な時間の流れを、ゆっくり座して眺めながら、肴をつまみ、日本酒を傾ける。そんな贅沢な体験がここにあります。
会場は、新進気鋭の現代アーティストがその才能を開花させている東京・木場のアートギャラリー。
創造的な空気が充満する中で、いけばな3作品のパフォーマンスを行います。そして個性的な4種の日本酒をご用意します。パフォーマンスの後には、お花やお酒の背景の物語や、みなさまが感じたこと思ったことを共有する時間を設けております。
「和」や「日本の美」にひとつの正解はありません。だからこそ、それぞれの気づいたことや感じたことを知ることができるこの時間も大切にできればと考えております。
なお今回の企画にあたりまして、宮城県で伝統的な手づくりの地酒を醸す一ノ蔵さまにご協力賜りました。心より感謝申し上げます。
3月4日(土) 19:30~21:30
開場/ 19:00
3,000円 (日本酒2種類飲み比べ、いけばなパフォーマンス)
*おつまみと追加のお酒は別売りでご用意します。
問い合わせ先:flower@saketokyo.com
花:豊島彩花
1993年生まれ
14歳から池坊華道を始め、
2015年の美学校造形基礎修了展にて初めて華道をパフォーマンスアートとして発表する。
出来上がった作品から華道の思想や花の背景を感じ取ることよりも、出来上がる過程を見せることによってこそ華道の精神を素直に受け取れると思い作品をつくり始めた。
現在は、MV、ギャラリー、イベントにて発表する他、独学でパフォーマンスアートを学びながら華道の勉強をしている。
http://sayaka-toyoshima.tumblr.com/
https://youtu.be/3hJQ3vE1q68
酒:柴田 亜希子
秋田県横手市生まれ、宮城県仙台市育ち。一橋大学商学部卒業後、米系会計系コンサルティングファーム、米系広告代理店、ネット専業証券会社、グローバル金融グループを渡り歩き、SCM、新規事業開拓、CRM、Direct Marketing、投資教育、金融マーケティングあれこれ、を経験したところで、ひょっこり美味しい日本酒と出会ってしまい、脱サラ。日本酒の様々な側面に光を当て、照らしだされる豊かな表情を紹介することで、日本および海外に市場をつくりたいなと 株式会社 東京酒店を設立。
2016年3月より、「2020年までに日本酒を外国からのお客様にも楽しんでいただける環境を作る」ことを目標とする取り組み、SAKE2020 Projectの実行委員を務める。
http://www.saketokyo.com/
https://www.facebook.com/sake2020
-------------------------------------------
This event offers a special experience: having tasty sake and food while watching ikebana and its creative process. Akiko Shibata, a sake coordinator will match sake and food harmoniously due to her expertise in Japanese sake. Throughout the dinner, Sayaka Toshima, a performing artist, will showcase ikebana with vibrant spring flowers. Sake, ikebana, and the beauty of a spring night. Please come and enjoy an original Japanese aesthetic.
*Reservation required
March 4th 19:30-21:30
Door Open 19:00
Entrance fee 3,000 yen (2 kinds of sake, ikebana performance are included)
*Food and sake will be avairable for sale
Pls contact below for any questions:
flower@saketokyo.com
Flower by SAYAKA TOYOSHIMA
Born in 1993.
Toyoshima Sayaka started Ikenobo ikebana since 14 years old, and made it into performing art for the first time at presentation of Bigakko(an art school) in 2015.
She believes it is more appreciative when watching its creative process than its completed form.
Currently, she presents her works through MV, gallery, and events while investigating performing arts independently and learning ikebana.
http://sayaka-toyoshima.tumblr.com/
https://youtu.be/3hJQ3vE1q68
Sake by AKIKO SHIBATA
Founder of TOKYO SAKE-TEN Co., Ltd.
Born in Asamai, Akita Prefecture, raised up in Sendai, Miyagi Prefecture. Graduated from Hitotsubashi University, Commerce Department. I have built my career in American consulting corporation, American advertising agency, securities company and global banking group, I have started my own company called Tokyo Sake-ten (Tokyo Sake shop), as I see great potential in sake market in and out of Japan.
From March 2016, engaged as a member of the sreering committee of SAKE 2020 project which aim to better environment to provide sake to foreign customers by2020.
http://www.saketokyo.com/
https://www.facebook.com/sake2020/
#地酒 #柴田 #秋田 #一ノ蔵 #東京 #江東 #境 #宮城 #仙台 #横手 #上 #東 #仙台市 #光 #関 #原 #豊島 #フォー #蔵 #色
[登録日: 2017/03/03]
